伴山人家・天津ハウジングプロジェクト
中国天津市塘沽区にある約23ヘクタールの敷地に、倶楽部施設(プール、ジムなど)、店舗を含む約300戸の独立住宅と集合住宅が計画されている。設計は、宇野求氏、小嶋一浩氏、塚本由晴氏、西沢立衛氏との協同で進めている。現在、全体の配置計画について、議論を進めている最中であるが、5人の建築家がそれぞれ、あるまとまりをもちながらも、緩やかに全体にかかわっていくような配置を検討中である。本敷地を含め、周囲は、平坦な土地なので、計画地全体にわたって、ゆるやかに起伏をつける。 住宅は150m2・250m2・400m2・500m2・600 m2のタイプが用意されている。すべての住宅には、「閾」がプラニングの中に組み込まれている。「閾」は、商業施設であり、仕事場であり、あるいは趣味のための場所である。起伏と、「閾」のある住宅とが一体となって、これまでの住宅地とはまったく異なる新しい環境をつくり出す。
設計
山本理顕設計工場
アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室
宇野求/フェイズアソシエイツ
C+A
西澤立衛建築設計事務所