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桃園市美術館
「桃園市立美術館」は、美術館棟と児童美術館の二つに建物が分かれているが、どちらも周辺環境との関係性を考慮してつくられた。南には民間ディベロッパーのミニ開発によって建てられた住居群、北には自然豊かな森と湖があり、その周辺の地面が隆起するかのように丘のような斜面をつくり、そこに公園のようなアクティビティを作るスロープやパーゴラを乗せた。30度の角度を持つ丘にはいくつかの穴が空いていてテラスになっており、そこから屋根の下へ潜り込むように入ることができる。屋根と展示室の間はカフェや図書館などの様々な室内の活動が雛壇状に展開されている豊かな場所になる、常に外部との関係性を感じながら楽しむことができる美術館である。
用途
美術館
設計
山本理顕設計工場+石昭永建築師事務所
竣工
2024.