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豊島区西部地域複合施設
戦争と戦後の下町の記憶を継承する美術館、そして公民館と図書館の複合施設である。私たちは、コミュニティアートミュージアムとしてこの地域のシンボルであるような、あるいは誰にでも親しまれるような建築の形をつくりたいと考えた。
鋼板による曲面のリング壁の重なりによってつくられる無柱の空間構成は、「天津図書館」で試みた構造システムを援用している。1階の無柱空間は「フォーラム」と呼んでいる。高齢者や小さな子供がいつでも気軽に立ち寄れる場所になっている。大きな吹き抜けはミュージアムや公民館などとつながり、建物を一体的に視認できるようになっている。また、「フォーラム」は周辺の粟島神社と千早公園をつなぐ役割を果たし、誰でも自由に通り抜けることが可能になっている。サークル活動やお祭りなどの地域行事の中心施設になることが期待されている。
曲面で角が丸い段状の建築。周辺の低層高密住宅環境に対して圧迫感のない建築にする。できるだけ周辺環境に対して優しい建築にしたい。
用途
区民事務所・図書館・博物館・公民館
設計
山本理顕設計工場
構造
佐藤淳構造設計事務所
設備
環境エンジニアリング
敷地面積
5,699 ㎡
建築面積
2,984 ㎡
延床面積
8,116 ㎡
構造規模
鉄骨造•一部鉄筋コンクリート造、地上3階•地下1階
竣工
2015.